お金持ちになりたい。②

えー。
本日は、昨日の続きで
お金持ちになりたい。の本を紹介しまーす!

昨日はお金→生きること・食べることに直結

だからこそ
貧困は極致のマイナス状態を生み出すこともある。
だけど、その気持ちがプラスに振り切れると、とても力強い生きる力になる。生存にリンクしている感情だからこそ、振り切れればお金を稼ぐことにものすごく頑張れる。

ってことを感じた話でした。



今日は

切り口2
お金→仕事、自分が人生で何をしていくのか
ユダヤ人大富豪の教え
②年収1億円思考

の面から!
どちらの本も、とても読みやすいです。


ユダヤ人大富豪の教えシリーズ

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

ユダヤ人大富豪の教え

ユダヤ人大富豪の教え

3部作ありますが、お金に関しては、1、2作目です。

この本の重要なポイントは、
「好きなことを仕事にすること」が幸せにつながり、ひいてはお金をももたらしてくれる、ということ。
これがいかに自分の世界観を変えたことか。

「普通、人は『得意なこと』と『大好きなこと』を混同してしまう。アメリカの成功者の多くは、得意なことをやる『ワクワク病』にかかっている。それは、アドレナリンが湧き出るようなワクワクした高揚感で、パッと見では、大好きなことをやっているように見える。そこに隠された動機は、『大物に見られたい』とか『人生を生きる躍動感を感じたい』というものだ。その人がやっていることは、『自分が好きなこと』ではなく、『自分が得意なこと』だ。

自分が特別になって、周りに認められることをやろうとすると、不幸への特急切符をもらったようなものだ。・・・」

「ワクワクして興奮しているうちは、まだ本物ではないということですか?」

「『自分が好きなこと』は、もっと静かで、落ち着いたものなのだよ。周りの人が評価してくれなくても、それをやるだけで楽しくてしょうがない、時間を忘れてしまう、そんなことだ。」

その他にも、お金と自分の関係を考えるのには2作目に多くのヒントが載っています。

「お金はタダの物質で、人がそれに意味や感情をつけている」

というところです。

パワー、権力、自由、安心、自分の価値、友情などをお金に見ると、お金にコントロールされて世界を見てしまう。
お金に応援や感謝の気持ちをつけると、お金とポジティブな関係が築ける。

などなど、お金の見方が変わるところがいっぱいです。



年収一億円思考

年間1億円稼ぐなんて想像がつきません。
ある統計によると、大企業の会社の社長の平均年収は3000万だそう。

年収1億円て・・・偉くなりゃいいもんじゃないようです。
圧倒的に、人に必要とされる人、そして自分の技術を部下に伝達していける人になること(自分1人では提供できる量には限界がある)が大事なようです。

そこのところを、主に
①思考法
②20代までの経験
③自分を商品化できているか(求められる人になっているか)
④理想の部下像
⑤ポジショニング

の点から分析しています。

すごくまとめちゃうと、
執着心
人格の良さ(誠実さ)
自分を冷静に分析できているか(自分の向き不向きを分かっているか)
自分には1億円以上の価値があると思っているか


けっこうマインドにフォーカスして分析している本だし、データが多く出てくるわけでもないので、著者の感覚に頼る面も多いのですが、それにしてもおすすめです。

なぜなら、
1億円稼いでる人には、現実世界ではなかなか会えないからです。
だから、本で会っちゃうのがすごく手っ取り早い。



〈ちなみに〉
投資に関しての本

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さんの投資ガイド 入門編―投資力をつける16のレッスン

金持ち父さんの投資ガイド 入門編―投資力をつける16のレッスン

上で紹介した2冊ほどさっとラクに読める本ではありませんが、アメリカで大ヒットしている投資の本です。

お金持ちになりたい。


こんばんは。
京都あーんど岡山の旅から帰って参りました!

懐かしの先生、旧友にも会えて、寝過ごして・・・とても幸せな時間を過ごすことが出来ました。
シアワセー


そして!
本日、経営コンサルタント波頭亮さんに、一時間半のインタビューを行って参りました。
もう、お話の内容・プロフェッショナルが持つ雰囲気に圧倒されて・・・きりりと気持ちが引き締まりました・・・。
ここには数行で書ききれないほどのものを学んできました。
現在、編集をしていますので、お楽しみに☆☆☆




帰ってきてからの一発目の記事です。
テーマは

お金持ちになりたい。


思ったことがない人は、多分ほとんどいないではないでしょうか。

お金が欲しい。

友達と会話をしていても
「お金がない」
「今月◯◯円稼いだのー!」
など、お金の話題は出てきます。
そして、友達とのお金の話の時って、なんとなくだるーい気分になる。




その、お金って何なんでしょうか?

これから「お金を稼ぐ」って段階に入る人、もう入っているも多いと思いますが、お金と自分をどう関係させていけばいいのでしょうか?
これは人生において重要な問いな気がします。

なぜなら、人間として生活していくために、
お金を稼ぐということは、生きること・食べることに直結しているからです。
(ずーっと収入がないと持続的な生活は出来ない)仙人みたいな生活をするなら別ですが。
これは、お金があるところなら地球上のどこに行ってもそう。

そしてもう一方で、
②お金を稼ぐことは、「仕事」という、自分が人生で何をしていくかにも密接に関係しているからです。
これは、先進国(または後進国でも裕福な人達)は職業選択や転職の時に考える余裕が与えられます。


つまり、お金とは「生きること」と「人生で何をしていくか」という人生2大重要問題(笑)に関係していることだと思うのです。

今回は、この2つの切り口からお金について考える本を紹介します。

【今日の本】
切り口1
お金→生きること・食べること
①映画「闇金ウシジマ君」
②この世で一番大事なカネの話

切り口2
お金→仕事、自分が人生で何をしていくのか
ユダヤ人大富豪の教え
②年収1億円思考



切り口①
闇金ウシジマ君

京都旅行の途中に見た映画。おおおおおおもしろいいいいいいです。
お金がなく、10日で5割の闇金に手を出すことで底辺に転がり落ちていく人、抜け出そうとする人を描く「問題作」。

私が一番感じたのは

あなたは何をお金に変えるのですか?

ということ。


時間?
体?
人の心?


ヒロインの未來は、貧乏な中で、体を売るか売らざるかのところでギリギリ悩みまくります。(AKBファンとしてはキツい笑)
対照的にイベントサークルでのし上がろうとする純は、バイトなんてトンデモナイ、人をだまして、友情も使って、自分のプライドも削って人に仕えて・・・とお金を手に入れようとします。その末路はあわれです。(ネタバレ?!)

そうやってお金は、引き換えにしているものによって人の心を蝕んでいくんだって思いました。
生きること・食べることというギリギリの問題だからこそ、選択肢が少ない人だっている。

普通に大学生してればアルバイト、ですが、売っているのは時間です。
この事実を忘れてはいけない。
アルバイトは誰でもするけど、その時間をどう使うか、時間を自分は何と交換しているのかを考えないと、交換したものがそのまま自分の価値になり、自分の心に忍び込んでくるんじゃないかと思いました。

うん、貨幣経済って交換経済ですもんね。


カネが人間の心に及ぼす悲惨な影響を描き、そこから抜け出したのが

この世で一番大事なカネの話 西原理恵子

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

西原さんは、お父さんがバクチ・暴力で財産をなくした上に自殺。残った140万円の中から、母親に100万円渡され、生きる+夢をかなえるために東京でイラストレーターを始めます。

貧困生活を描いた1章が壮絶なんだよなあ・・・

「貧困」と「暴力」って仲良しなんだよ。
貧しさは、人からいろいろなものを奪う。人並みの暮らしとか、子供にちゃんと教育を受けさせる権利とか、お金が十分にないと諦めなければいけないことが次から次に、山ほど、出てくる。それで大人達の心の中には、やり場のない怒りみたいなものがどんどん、どんどん溜まっていって、自分でもどうしようもなくなったその怒りの矛先は、どうしても弱い方に、弱い方に向かってしまう。

これもお金が心を蝕んでいる一例だと思います。
お金が、生きることに直にリンクしているからこそ、恐怖、怒りというマイナスの感情を生み出し、心を蝕んでしまう例。

その中で、イラストレーターで必死になれた理由とは?

貧しさの中でぼろぼろになっていく女の子達を見ながら、わたしは、いつか、自分もああなるんじゃないかって、ずっとおびえていたから。そうして、貧しさが土砂崩れのように何もかもを飲み込んでいくこの町で、とうとう、お父さんが死んだ。
溺れた人は、たとえ泳げなくたって、必死で水をかくでしょう?
貧しさが何もかもを飲み込んでいくような、ブラックホールみたいな世界に飲み込まれないために、わたしは、絵にすがりついた。才能があろうがなかろうが、そんなことは関係なかった。
自分は絶対に絵を描く人になって東京で食べていく。そう心に決めた。

お金は、生きる・食べるに直にリンクしているからこそ、貧困は極致のマイナス状態を生み出すこともある。
だけど、その気持ちがプラスに振り切れると、とても力強い生きる力になる。そう、生存にリンクしている感情だからこそ、振り切れればお金を稼ぐことにものすごく頑張れるんじゃないでしょうか。
よく、「覚悟がすわる」って言うじゃないですか。
これで生きてくんだ!っていう覚悟、が生存にリンクしているときは、その人から凄まじいオーラを感じるはず。

まあ書きながら、私は西原さんの何%を分かってんだとも思いますが。




〈ちなみに〉
貧困についてはこの本が有名だそう。
絶対貧困 石井光太

絶対貧困

絶対貧困

下位の人間が夢をつかむには。
非選抜アイドル 仲谷明香

非選抜アイドル (小学館101新書)

非選抜アイドル (小学館101新書)


ちょっと時間がヤバいので、明日、切り口②の記事を書きます!!!!!







20年の経験+読書で、お金について考えて書いた記事。
自分が働きだしてから、ここに書いてある記事や本のどのくらいのことを身を以て実感するのでしょうか。
30歳、40歳、50歳、そして定年の時に読んだらどんなことを思うのでしょうか。
つまり20年の経験+読書から書いた記事にどのくらいのリアリティーがあるんだろうってこと。
思うのは、

多分、本に書いてある通りには、行かないだろう

ってことです。


本の通りに全てがうまく行けばサイコーです。
でも、それはちょっと難しい気がする。
もちろん本に書いてあることを実行するのは、本から最大のことを得るために必要なプロセスですが、100%本の通りにいくとは考えにくい。てかそんな本があったら著者は預言者か変態かどちらかです。

本は100%のリアリティがないかもしれない・・・じゃあなぜ本を読むのか?っていうところです。
そこで考えたこと。



きっと本は生きてく中で「樹海をすすむ時の地図」なんじゃないでしょうか!あ、Iphoneみたいに便利なヤツじゃなくて、紙の地図。

地図自体は何もしてくれないけど、地図があれば、まだ何もない状態で樹海をすすむよりはマシ。
逆に地図がなかったら、樹海でずーーーっと迷っちゃう。
でも、地図を頼りすぎても、地図が古すぎたり、東京との地図が欲しいのに世界地図しかなかったりするので、自分で考えてすすんでいかないとダメです。


でもどんどん本を読んでいくことで、手持ちの地図が増えていく。他にも、コンパスが読めるようになったり、ただの木だと思ってたら標識に気付けるようになったり。樹海の中にみんなとは違う、独自のルートを開発することも出来るかもしれません。自分のゴールさえ意識しておけば、本は樹海をすすむための手助けをしてくれる、そんな役割がある気がします。
つまりですね、本を読むのは人生という樹海をすすむための地図ってことです。(気取ってないから!笑)
ちこりー20歳の秋の実感。(笑)

だからきっと、お金のはなしにしても、
本を読んだだけ・ブログを書いただけでは、まだ地図を読んでるだけ。いろいろな種類の本を読む中で手持ちの武器を増やし、実際に樹海をすすみ、リアルな金銭感覚を身につけていくんだろうなーと思いました。


今日、すごく長いですね。
頑張っちゃいました。

たくさん読んで分かったこと 〜「大学時代しなければならない50のこと」と併せて振り返る〜


今日は友達の晴れ舞台を見て、そのあと京都に行って、そのあと大事な場所に行ってきます。
どれも楽しみや!
大事な友達です、頑張れ!

そして旅行に伴って4日までブログお休みします^^
4日のブログをお楽しみに〜




あ、、ちなみに、このブログ「ドヤ」になってないですか?それが一番怖い。
書いてると分かんないんですけど・・・

全然すごいことをしたとは思ってなくて、(まあ誰も思ってないと思うけど)
クオリティを落とさない、自分の出来る最大限のことをやろうって決めて、今は月に20冊読もうって決めたわけです。
月に300冊読んでる人もいるし

読書の技法

読書の技法

この人ヤバそう笑

大学時代に800冊読んだ人もいるそうです。私は全然まだまだです。ということが分かりました笑
すごくないけど、全員がやってることじゃないから、やってみて分かったオモシロイことを書いたら、みんなの参考になるかなあと思って、書いてます。どうかな、伝わってるのかな?

以上懺悔。(?笑)




本日。
たくさん読んで分かったこと 〜「大学時代しなければならない50のこと」と併せて振り返る〜


大学時代しなければならない50のこと

大学時代しなければならない50のこと (PHP文庫)

大学時代しなければならない50のこと (PHP文庫)


なんか嫌なタイトルですよね、「しなければならない」って。笑 
人生論だと思えばいいと思います。そしたら面白い本です。

この人はすごく単純な気がする。
映画監督になりたくて、できるだけ映画を見ようと思ったから、毎月100本の映画を見ようとした。
1日3本、金土日の3日で17本見る。そんな生活を4年間続けた中谷さん。
そんな、自分の好きなことにバカみたいに徹底してた人が書いた本。

そして、「学生生活でしなければならない」と言ってますが、この本は、ぶっちゃけ大学生活の本ではないと思います。
勉強の本。
大学時代、どうやって勉強をするかの本です。
毎月100本の映画は、中谷さんにとって勉強に他ならなかったのです。
勉強とは何か?
キーワードは、「徹底的にやること」。
それによって、精神力と目玉の力とお尻の力がつくのです。





この本と振り返る、多読して分かったこと。
1質より量に徹する(77)
2たまたま見える「ある模様」は、神様のイタズラです(129)
3100本の映画を見るより、10回繰り返してみる1本に出会う。そのために100本を観る。(146)


1質より量に徹する
1000冊読もうと思ったのは、

天才になるコツは、質より量に徹する。

これです。
これを読んだからです。

ピカソは一生のうちに8万点の絵を描いた。
量をこなせるのが、天才なのです。
量が、どんどん積み重なって、あるとき初めて質に転換するのです。

これは、衝撃でした。
質を磨かなければ、量に入ってはいけないと思っていたからです。
しかし逆で、量をこなすことによって質が磨かれていたのでした。

これは実際やってみて、そうでした。
最初は量をこなすのに必死。
そして300冊くらいをすぎた頃から「クオリティーの高い読み方とは何か?」にシフトしていきました。
つまり、本を多く読んでも、クオリティーが伴ってなければ意味がない、と心の底から気付くのです。
最初の方の「たくさん読んでみんなをびっくりさせたい」などの考えは消えていきます。

量を経て、体力をつけてから、質にやっと目がいくようになるようなのです。
目指す質というものが、数をこなした分より、クリアになって見えてきます。

ちなみに私が目指すのは「知識が頭の中で有機的に結びついた状態」です。下の図。笑



2たまたま見える「ある模様」は、神様のイタズラです(129)

一度、頭の中をスキなものでぐちゃぐちゃに、混乱させることが大事なのです。
最初から、きれいに整理されたものからは、何も新しいものは生まれません。
知識を体系化する前に、まず知識をコレクションすることです。

そうすると、全体で何かある模様が見えてきます。
もちろん、それは偶然です。
たまたま見える「ある模様」は、神様のイタズラです。
と同時に、神様のアドバイスなのです。
この神様のイタズラとして浮かび上がった「ある模様」が、君が新しく作り出す自分だけの法則なのです。
発見なのです。

量をこなすと、訳が分からなくなります。
整理したくなります。人間だもの。
しかし!
そこで整理をする間もなく、新しい知識をどんどん入れる。
そうすることで、偶然に従って、ある模様が見えてくる。
それが、自分だけの発見、、、つまり、量をこなすことによって、ぐじゃぐじゃになった脳みそから自分だけのワールドが見つかるってことだと思います。

きっと、神様の力=偶然の力を借りることが、自分の発想・限界を超えるポイントなんだと思います。

2日目の「アイディアはどこにある?」のエントリも、こんな脳の働きによって生まれたのではないかと思います。
「アイディアは日常生活にある」という発見は、神様のイタズラで見た「模様」だったのです。

アイディアって既存ものが組み合わされて生まれるものだってどこかでききました。
自分の中に、量をこなしてアイディアの種を入れまくることで、ある偶然から(科学者が、間違って薬品をこぼしたらそれが新しい薬の発見になったように)新しいアイディアが生まれるんじゃないでしょうかー。




3100本の映画を見るより、10回繰り返してみる1本に出会う。そのために100本を観る。(146)

僕は、繰り返し、量をこなしてくださいと言っています。
けれども、目的はたくさん観ることではないのです。
スキな作品は、繰り返し観てください。
繰り返し観ることが出来る作品に出会うことです。
100本の映画を観ることよりは、10回繰り返してみることの出来る映画に出会うことの方が、大事です。
それが、君の宝物になります。

なるほどねー。
逆に言えば、大好きな作品は、何回でも読め!自分になっちゃうぐらいに読め!ということでもあると解釈しました。
たくさんの中から、スキなものを見つけて、好きな本に当たる精度を高めていけばいいと思います!

まとめると、
1量をこなすことによって質が磨かれ、
2自分が新しく作り出す法則に出会え、
3自分のコアとなる大切な作品にも出会えた。

こんなところだと思います。
かなり要約すると、勉強は量をこなすことが大事だってことですね。
今日まとめてみて始めて分かった!


というか、言われてみれば部活でもなんでも量をこなすことは重要ですよね。笑




今日は、中谷さん風に書いてみました笑

この本大学1年の時に読んだんですが、今日久しぶりに読んで、言ってることがちょっと分かった部分もあって嬉しいです^^


この本も面白いよ〜

大学時代出会わなければならない50人 (PHP文庫)

大学時代出会わなければならない50人 (PHP文庫)

プロフェッショナルの仕事論。の本


私は、プロが仕事について語る本が大好きです!!!!!

中2で竜馬がゆくを読んで以来、仕事に打ち込んでいる人がカッコよくてたまりません!!!!
仕事に全身全霊をかけてやる人になりたい!中学生からのずっっっっっっと憧れです。

新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)

新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)

すんげーかっこいいんです。佐幕か倒幕かって時に、命をかけて仕事をしている姿が。
かっこよすぎて竜馬のふるさと高知県まで行っちゃって、そこで竜馬の手紙をみて、また震えてました笑

これが自分にとって最大の仕事論の本かもしれないなあ。

ちょっと今日褒められちゃって気合い入ってます!笑 好きな話題だし!


【本日のラインナップ】

  1. いろんな人のプロ論シリーズ
  2. その人に迫る!シリーズ
  3. 名言シリーズ


仕事論。との出会いはこの本から。

プロ論。情熱探訪編

プロ論。―情熱探訪編 (徳間文庫)

プロ論。―情熱探訪編 (徳間文庫)

高校2年生のとき、図書館で勉強していて、ふといつも行かない棚を見てみるとそこにあった!というなんとも運命的な本^^

ここに載ってる人達みたいに考えれば、いやこの人達になったつもりで毎日過ごせば、もっと素敵な人になれるんじゃないかな?とワクワクしながら読んだのを覚えています。

自分の運を信じなさい。(363)

一流を目指そうとする気概と苦しみ(253)

成功する人は何をしているか。カンタンです。「行動を起こしている」ということです。(278)←秋元先生♡

ノートに貼ってあった、私の好きな言葉を載せておきますね!(字が汚くてホントすいません)

いやー思い出したら欲しくなっちゃって、今AMAZONでこの本買っちゃいました!笑


プロ論。シリーズは他にこんなものも。

プロ論。

プロ論。

プロ論。―才能開花編 (徳間文庫)

プロ論。―才能開花編 (徳間文庫)

嶋田的には「情熱探訪編」が一番お気に入りです。
秋元さんを始め、載ってる人が好きかな。


また
こんな本も。

佐藤可士和×トップランナー31人

佐藤可士和×トップランナー31人

佐藤可士和×トップランナー31人

ユニクロなどのデザインを手がける佐藤可士和さん×トップランナーの本。

字がホント汚くてすいません。



ちこりー的分析。
本から感じるここに載ってる人たちの共通点

1執着心、満足せず絶えず上を目指す気持ち

2尽きない好奇心、柔軟性

3とことん楽観的


1執着心、上を目指す気持ち
これは本を読んでも思ったし、オリンピック選手を見ても思った。負けず嫌いが多い。
秋元さんも、そうとうの負けず嫌いで、上を目指す姿勢がものすごかった気がします。
講演会で、「将来は、48グループで世界中で総選挙をやって、第一位、1000万票!みたいなのやりたいんですよ〜」て。笑いながら。
あ、この人は現状に全然満足してないんだなって思ったのを覚えています。めざす先がひたすら高い。
でもその目指す先も、最初から思ってたわけじゃなくて、(総選挙だって、ファンの声から偶然生まれた)いろんな方向に転がりながら、いろんな人と協力しながらできたんじゃないでしょうか。
自分の限界を超えるコツは、1人で夢を見るんじゃなくて、みんなでゴールを目指すことなんじゃないかと最近思うわけです。
自分で思い描くゴールは自分の域を出ない点において、自分の限界を超えれない、ということだと思います。


2好奇心と柔軟性
自分にルールを求めない柔軟さとどこまでも追っていける好奇心。



3楽観性
所ジョージの「みーんな一緒なんだから。あはは〜」から感じました(笑)

個人的に、諦めない気持ちと楽観性って同じものなのかなと思っていて、
というかうまくいかないのに諦めないのって最大のポジティブ思考なんじゃないかって、うまく行かないと暗い気持ちになっちゃう私は思います。
最近社会人の方と話していて、仕事のできる方は「ポジティブ」な方が多いと思います。
ポジティブな方向に、持ってくんですよね。
何事も。イチイチくよくよしないというか。

くよくよしないコツは、くよくよしない人と一緒にいることだって思いました^^ 考え方って伝染するから!


あーあと人をひたすら大事にするとか運命に身を委ねる勇気がある(うまく行かない時にもあせらない)とかいろいろあると思います。


みなさんはどう思いますか?
プロフェッショナル、世界で活躍する人の共通点ってなんだと思いますか?




2その人に迫る!シリーズ

前述は1冊に何人もの人が載ってました。
これは、MIXバージョンじゃなくて、1人の人にフォーカスを当てた本。
これは、その人の思想がよりふかーく分かるところが面白い。

秋元康の仕事学はイイカゲン割愛するとして(笑)←でもほんとイイから!ゴリ押しw


宮崎駿
出発点

出発点―1979~1996

出発点―1979~1996

折り返し地点

折り返し点―1997~2008

折り返し点―1997~2008

二つとも、雑誌や本などのインタビュー集。
あれだけの作品を作る人は何を考えてるのかって話ですよね。気になる。
結論、要するにものすごい考えてんだなあって思いました(笑)


面白かったらこれも。
もののけ姫はこうして生まれた」

「もののけ姫」はこうして生まれた。

「もののけ姫」はこうして生まれた。

宮崎さんやジブリが好きになったら、まわりの人がどんな人なのか、例えば
鈴木敏夫プロデューサーの「仕事道楽」「ジブリの哲学」

ジブリの哲学――変わるものと変わらないもの

ジブリの哲学――変わるものと変わらないもの

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)

久石譲さんの「感動を作れますか」

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)

さらに、外部からジブリを評価している本

ジブリの森へ―高畑勲・宮崎駿を読む (叢書・「知」の森)

ジブリの森へ―高畑勲・宮崎駿を読む (叢書・「知」の森)

など、さらに読む本の対象を広げて、深めていくと、最初ターゲットにしていた「宮崎駿の仕事学」というものがもっと多面的に、まわりとのつながりも含めてみれるようになる気がします。
これこそ読書の面白さ!知のネットワーク!


あーあと、人ではないけど仕事のコダワリが見える本
ライオンキング ブロードウェイへの道

ライオンキング―ブロードウェイへの道

ライオンキング―ブロードウェイへの道

動物ばっかのライオンキング、しかも舞台は広大なサバンナ・・・これを舞台化するにあたってプロ達はどうしたか?って話です。写真がいっぱいで楽しい。


番外で、ビートたけし
あんま仕事の話してないけど(笑)
超思考

超思考

超思考

殺人かなんかを数学の問題に置き換えていて、この人頭いいぞっておもった笑



なんかクリエイティブ系の人多いなあ(笑)





ラスト!
名言シリーズ
相当長くなったので、さらっと。

イチロー262の言葉

イチロー 262のメッセージ

イチロー 262のメッセージ

ティージョブズ 名語録

スティーブ・ジョブズ名語録 (PHP文庫)

スティーブ・ジョブズ名語録 (PHP文庫)

私の好きな名語録です。
名語録は、エッセンスがサッと読めてグサッとくるから、いいですよね。←擬音語。
特に、イチローはすごい。
あれだけの記録を出すには、これだけの努力、精神力に裏打ちされているんだと思うとマジで次の日からイチロー見る目が変わります。

力を出し切ることは難しいですよ。
苦しくて、苦しくて、倒れそうになります。
でも、それをやめてしまったら終わりです。
プロの資格はなくなりますね。(157)

もう、同じ日本人として生まれたことに感謝しますレベル(笑)


AKBの仕事学でないかなあ・・・。きぼんぬ!





でもですね。
普通だったらこれで終わるんですが。

最近、社会人の方にお会いして、仕事のお話をしていただくことがあります。
「仕事で、結果を出していくにはどうすればいいのですか」
「世界で活躍する人は、どんな仕事をしているんですか」
という質問をします。
(多分めんどくさい質問なのに、どなたもいやがらずに、しかも真剣に答えてくださります。本当に感謝です。)

「結果を出すこと」「努力すること」「好奇心を持つこと」・・・etc.

お話を聞いて思うことは、
トップになるには、すごいシビアな世界なんだろうな、ということ。
生半可な努力じゃダメで、本当に執着して努力している方々だからこそトップランナーになれる。
しかも、ただがむしゃらになるだけじゃなく、戦略的に努力をする。

はっきり言って、本はキレイな世界です。その人が苦労して体得してきたエッセンスをさらっと読んでいるわけです。
そして「その一言」を自分のものにするために、さらっと口に出せるレベルになるために、どれだけの努力と苦労をつんできたことか。
本を読んでいるだけじゃ、そこの苦労が身を持って分からない。
だから、本を読んで、ちょっとすごい人になった気分になってるだけじゃダメだなと思いました。←私だけ?笑
実際に人にお会いすると、本だけじゃ分からない努力や執念ってあるなと思いました。

だから、自分も努力しよう、と。
結論そこかよwって感じですが(笑)

体を動かして、努力する。そこで努力の地図になるのがここで紹介したような本達なんじゃないかな。
あーそんな人になりたいです。

そして今日は2ヶ月続いたインターンアルバイトの最終日。
仕事やー!

注意。旅に出たくなる本

一回全部消えて泣きそうorz


ということで旅に出たくなる本!
注意!ここに出てくる本は、全部麻薬です。
旅に出たくなります!!笑


【今日の本】
深夜特急        →とにかく放浪したくなる
たかのてるこシリーズ  →こんな楽しい旅がしたくなる
7日間で人生を変える旅 →写真がイイ


深夜特急 沢木耕太郎

深夜特急1?香港・マカオ? (新潮文庫)

深夜特急1?香港・マカオ? (新潮文庫)

放浪の決定版。
26歳の著者が、突然仕事も家も捨てて、インドのデリーからロンドンに旅することを思いつく。

「人のためにもならず、学問の進歩に役立つわけでもなく、真実をきわめることもなく、記録を作るためのものでもなく、血湧き肉躍る冒険大活劇でもなく、まるで何の意味もなく、誰にでも可能で、しかし、およそ酔狂な奴でなくてはしそうにないことを、やりたかったのだ(「深夜特急」 第一章)。」

行ったこともない場所なのに、目に浮かんでくるアジアの暑苦しさとかヨーロッパの美しさとか。
その旅愁を誘う文章力がロングセラーのヒミツなんだろうな。

高校1年の時にバックパッカーの地理の先生から教えてもらった本です。




1953年に同じようなことをやっちゃった人。
何でも見てやろう 小田実

何でも見てやろう (講談社文庫)

何でも見てやろう (講談社文庫)

東大→東大院→ハーバードのド秀才の著者が、世界を放浪。変に旅愁にかられることなく、客観的に分析してってるのが面白い。
たんたんとしてるくせに、読み終わった時の感動は、深夜特急を超えるかも。
深夜特急はけっこうラストさっぱりしてるんだよね)



意外と知られていない、上の2つに匹敵するエッセー。
インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日 中村安希

インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸 684日

インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸 684日

これ、知られてないんですが、深夜特急に匹敵するんじゃないかって程、視点の鋭さ、文章力が自分をえぐってきます。

26歳の私は、ユーラシア・アフリカ大陸へ2年間の旅に出る。
「その地域に生きる人たちの小さな声に耳を傾けること」を主題に、そして、その“小さな声”を手がかりに、生き延びる手段を模索し、世界を見つめ直していく。
中国からチベットへ抜け、高僧に謁見。インドを放浪し、危険地帯といわれているパキスタンに入国。イスラム圏では、旅を続けるために戒律に従い、2度の結婚と2度の離婚を経験する。アラビア半島からアフリカ大陸へ渡り、オンボロ列車、船、バス、トラック……が壊れて、荒野へ放り出された私は、地元の乗客たちと同じ時を過ごすうちに、世界の奇妙な一面を捉え始める。
私は、旅を続ける中で、人間社会の深い闇と確かな希望を発見していく。

開発にも興味があるみたいで、貧困や援助についての洞察も多々あり。
そうそう、シビアな一人旅って女でもできんじゃんっていう発見。


アメリカなら。
ON THE ROAD

オン・ザ・ロード (河出文庫)

オン・ザ・ロード (河出文庫)

先輩がくれた本を今読んでます^^



放浪、映画なら。
INTO THE WILD

優秀な大学を卒業したクリスは、ロースクールへの進学を希望する両親をよそに、突然消えてしまう・・・。
アラスカへ行くために。
目的地にたどり着くまでに出会う人々に、クリスは変えられ、まわりの人も変わっていき・・・、なんか人間関係について考えますね。悩むクリスの両親、妹などいろいろな人も絡めて。
遺された日記から、本、そして映画化された作品です。

んー。
なんか、放浪の旅ってなんですかね、すりきれているとこもあるけど、なんともいえない切ない気分になりますよね。
ただ放浪しているんじゃなくて、みんな何か方向性を持って前へ前へと進もうとしている印象があります。
それって、何かを探しているのか、何か人間の可能性みたいなものを、信じたいのか。





たかのてるこシリーズ

ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)

ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)

キューバでアミーゴ! (幻冬舎文庫)

キューバでアミーゴ! (幻冬舎文庫)

なんでこの人の旅はこんなに面白いのか(笑)
まるで漫才やwwww

ってほど面白い。
こんな明るさに満ちた旅行記ってなかなか珍しいんじゃないかな?って思います。
多分現地の人とのかかわり合いをすごく大事にしているからこそ生まれる明るさ。

インド、あ、行きたいなと思ったきっかけはこれまた地理の先生が教えてくれたガンジス川でバタフライ。

そうだよ、あんまり考えすぎずに、やりたいことをやればいいんだよ。

インド人が魅力的に見えるのはさ、みんな今日を生きてるからなんだよね。日本にいると、今を生きることを忘れそうになるじゃない。でも大事なのはいつも“今”なんだってつくづく思ったよ。未来のために今を生きるんじゃなくて、今日を毎日、楽しむことなんだなぁって。

こんな感じで、上の放浪本とはまた変わって、明るく、生活に元気を与えてくれる言葉が並びます。
元気を出したい時にもいい感じ!

キューバでアミーゴはヤバい笑
 電車の中では読めない笑 爆笑しちゃいます。





7日間で人生を変える旅

7日間で人生を変える旅

7日間で人生を変える旅

ご存知高橋歩さんの会社A-WORKSの本!

いやーなんといっても、写真がよい!元気がよい!コストがよい!
そしてリーズナブルに最高の旅に7日間で行ける!ということで実際に行ける!!!(超大事)

視点が、なんか最高なんですよね。楽しい旅って視点で。

世界一のゲイ・レズ祭り、マルディグラ(オーストラリア)
世界一過酷なフェス、バーニングマンアメリカ)←みんな裸らしいwwww
アラスカで犬ぞり
サハラマラソン・・・

こういう本がなければ知れなかった場所、お祭りたくさん。
写真見てるだけでもシアワセ!オススメ!

他の写真集と違い、この本は、実際に人を旅に「行かせる」力を持っている(プランや料金まで細かく書いてあるので)というのが魅力的。



わー!
というわけで
私はアメリカグランドキャニオンと、ウユニ塩湖、スペイン、南米、アフリカで野生動物を見る旅がしてみたいです。今は!

注意。旅に出たくなる本

一回全部消えて泣きそうorz


ということで旅に出たくなる本!
注意!ここに出てくる本は、全部麻薬です。
旅に出たくなります!!笑


【今日の本】
深夜特急        →とにかく放浪したくなる
たかのてるこシリーズ  →こんな楽しい旅がしたくなる
7日間で人生を変える旅 →写真がイイ


深夜特急 沢木耕太郎

深夜特急1?香港・マカオ? (新潮文庫)

深夜特急1?香港・マカオ? (新潮文庫)

放浪の決定版。
26歳の著者が、突然仕事も家も捨てて、インドのデリーからロンドンに旅することを思いつく。

「人のためにもならず、学問の進歩に役立つわけでもなく、真実をきわめることもなく、記録を作るためのものでもなく、血湧き肉躍る冒険大活劇でもなく、まるで何の意味もなく、誰にでも可能で、しかし、およそ酔狂な奴でなくてはしそうにないことを、やりたかったのだ(「深夜特急」 第一章)。」

行ったこともない場所なのに、目に浮かんでくるアジアの暑苦しさとかヨーロッパの美しさとか。
その旅愁を誘う文章力がロングセラーのヒミツなんだろうな。

高校1年の時にバックパッカーの地理の先生から教えてもらった本です。




1953年に同じようなことをやっちゃった人。
何でも見てやろう 小田実

何でも見てやろう (講談社文庫)

何でも見てやろう (講談社文庫)

東大→東大院→ハーバードのド秀才の著者が、世界を放浪。変に旅愁にかられることなく、客観的に分析してってるのが面白い。
たんたんとしてるくせに、読み終わった時の感動は、深夜特急を超えるかも。
深夜特急はけっこうラストさっぱりしてるんだよね)



意外と知られていない、上の2つに匹敵するエッセー。
インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日 中村安希

インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸 684日

インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸 684日

これ、知られてないんですが、深夜特急に匹敵するんじゃないかって程、視点の鋭さ、文章力が自分をえぐってきます。

26歳の私は、ユーラシア・アフリカ大陸へ2年間の旅に出る。
「その地域に生きる人たちの小さな声に耳を傾けること」を主題に、そして、その“小さな声”を手がかりに、生き延びる手段を模索し、世界を見つめ直していく。
中国からチベットへ抜け、高僧に謁見。インドを放浪し、危険地帯といわれているパキスタンに入国。イスラム圏では、旅を続けるために戒律に従い、2度の結婚と2度の離婚を経験する。アラビア半島からアフリカ大陸へ渡り、オンボロ列車、船、バス、トラック……が壊れて、荒野へ放り出された私は、地元の乗客たちと同じ時を過ごすうちに、世界の奇妙な一面を捉え始める。
私は、旅を続ける中で、人間社会の深い闇と確かな希望を発見していく。

開発にも興味があるみたいで、貧困や援助についての洞察も多々あり。
そうそう、シビアな一人旅って女でもできんじゃんっていう発見。


アメリカなら。
ON THE ROAD

オン・ザ・ロード (河出文庫)

オン・ザ・ロード (河出文庫)

先輩がくれた本を今読んでます^^



放浪、映画なら。
INTO THE WILD

優秀な大学を卒業したクリスは、ロースクールへの進学を希望する両親をよそに、突然消えてしまう・・・。
アラスカへ行くために。
目的地にたどり着くまでに出会う人々に、クリスは変えられ、まわりの人も変わっていき・・・、なんか人間関係について考えますね。悩むクリスの両親、妹などいろいろな人も絡めて。
遺された日記から、本、そして映画化された作品です。

んー。
なんか、放浪の旅ってなんですかね、すりきれているとこもあるけど、なんともいえない切ない気分になりますよね。
ただ放浪しているんじゃなくて、みんな何か方向性を持って前へ前へと進もうとしている印象があります。
それって、何かを探しているのか、何か人間の可能性みたいなものを、信じたいのか。





たかのてるこシリーズ

ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)

ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)

キューバでアミーゴ! (幻冬舎文庫)

キューバでアミーゴ! (幻冬舎文庫)

なんでこの人の旅はこんなに面白いのか(笑)
まるで漫才やwwww

ってほど面白い。
こんな明るさに満ちた旅行記ってなかなか珍しいんじゃないかな?って思います。
多分現地の人とのかかわり合いをすごく大事にしているからこそ生まれる明るさ。

インド、あ、行きたいなと思ったきっかけはこれまた地理の先生が教えてくれたガンジス川でバタフライ。

そうだよ、あんまり考えすぎずに、やりたいことをやればいいんだよ。

インド人が魅力的に見えるのはさ、みんな今日を生きてるからなんだよね。日本にいると、今を生きることを忘れそうになるじゃない。でも大事なのはいつも“今”なんだってつくづく思ったよ。未来のために今を生きるんじゃなくて、今日を毎日、楽しむことなんだなぁって。

こんな感じで、上の放浪本とはまた変わって、明るく、生活に元気を与えてくれる言葉が並びます。
元気を出したい時にもいい感じ!

キューバでアミーゴはヤバい笑
 電車の中では読めない笑 爆笑しちゃいます。





7日間で人生を変える旅

7日間で人生を変える旅

7日間で人生を変える旅

ご存知高橋歩さんの会社A-WORKSの本!

いやーなんといっても、写真がよい!元気がよい!コストがよい!
そしてリーズナブルに最高の旅に7日間で行ける!ということで実際に行ける!!!(超大事)

視点が、なんか最高なんですよね。楽しい旅って視点で。

世界一のゲイ・レズ祭り、マルディグラ(オーストラリア)
世界一過酷なフェス、バーニングマンアメリカ)←みんな裸らしいwwww
アラスカで犬ぞり
サハラマラソン・・・

こういう本がなければ知れなかった場所、お祭りたくさん。
写真見てるだけでもシアワセ!オススメ!

他の写真集と違い、この本は、実際に人を旅に「行かせる」力を持っている(プランや料金まで細かく書いてあるので)というのが魅力的。



わー!
というわけで
私はアメリカグランドキャニオンと、ウユニ塩湖、スペイン、南米、アフリカで野生動物を見る旅がしてみたいです。今は!

考えることを考える本!


今日は、
「考える」ことについて考えさせられた本を紹介しまーす!


今日の本
114歳からの哲学 →考えること、そのものについて考える本
2思考の整理学   →考えること、をどう体系化して結びつけるかの技術についての本

だと思いました。



1。14歳からの哲学 池田晶子

14歳からの哲学 考えるための教科書

14歳からの哲学 考えるための教科書

昔、
「なぜ、自分は自分なの?」
「ビックバンが起きる前って何があったんだろう?」
「なんで生きてるんだろう?」(生まれる前、って自分ってどうなってたんだろう?)
「今見ている星の光は500光年前に発せられたってどういうこと・・・?」

など、あの、なんともいえない不思議な感覚にとらわれる謎について考えたことってありますか?
子供時代ってこんな思いにとらわれてもんもんとしてました(笑)。

中学生のときに、この本に出会って、世界の味方について大きな影響を受けた本です。
大きな謎感覚をもらった本です。

この本は哲学者、故 池田晶子さんによる、「分かりやすい言葉」で語った哲学の本。
読んでみると、あの不思議な感覚が体の中に戻ってきます。
でも、ものすごく考えることを要求してくる本です。見開きに5分10分考えてしまうことも。
でも、でもすっごく楽しい。不思議。



じゃあ・・・読んでみますか?笑

君は「死ぬのは怖い」と言った。君が「死ぬのは怖い」と言うためには、死ぬことが怖いことだと知らなければならない。でも、なぜ「死ぬのは怖い」と知っているのだろうか。

 君は「自分が死ねば、自分は存在しなくなる。存在しなくなることが怖い」と答えるかもしれない。でも、もし君が死んで存在しなくなれば、それを怖いと思うことはできないんじゃないかな。だって君が「存在しなくなるのは怖い」と思っている限り、君は存在しているのだもの。「死ぬのは怖い」と思うのは、君が死んでいないからだ。実際に死んでしまえば、「死ぬのは怖い」ということを君が思うこともできない。だから「死ぬのは怖い」ことはない。

 また同じように、「自分が死ねば、自分が存在しなくなる」と言うのも正しくない。なぜなら「自分が存在しなくなる」と思っている限り、君は存在しているのだから。「自分は存在しない」ということをいくら考えても、そのことを考えている自分は存在する。だから君が生きている限りは、「自分が死ぬ」ということを考えることはできない。つまり、君が死ぬことなんてありえない。君が死ぬということはないのに、それを怖がって生きるなんて、何かおかしいと思わないだろうか。

 はじめに君は、死ぬことを怖がっていた。ここまで考えてみて「死ぬのは怖い」ということが、どうも奇妙なことだと気付いただろうか。実際に君が、死ぬことが怖くなくなったかどうかはわからない。でも少なくとも、君が死ぬことについて何も知らないということは、よくわかったんじゃないだろうか。そして不思議なことに、世の中の人はたいてい、「死ぬのは怖い」ということを、当たり前のことだと思って生きているんだ。

こんな感じでむちゃくちゃ飛ばして読みたくなります。
でもぐっとこらえて、その不思議な一文について1分でも2分でも考えてみる。


考え抜いたあとに(でも脳内は?だらけ)、ふと我にかえって
今まで人間関係や将来のことなどに悩んでいた自分が、とてもちっぽけなものに思えるのです。
それよりも、なぜだか分からないけどここに生きている自分、すごく不思議な感覚につつまれて、なんだか生まれてきたことに感謝する心境になっている自分がいます。
そして、結局自分の認識がすなわちこの世界なのだ、と思うと外部のことに悩むよりその「世界」について正しい認識を持つのが先だな、と思いました。


中2の思い出(笑)
今でも覚えてるのが、

「世界が存在しているから自分が存在しているんじゃない。自分が存在しているから世界が存在しているんだ。」

という一文について考えたこと。
????????となって、3日ぐらいすぎる。
突然トイレに入ってるときに「!」となる。

このトイレに生まれてきた時からずっと入ってたら、「世界」は自分の意識の中には存在しない。この世界は、自分が存在しているからこそ認識できる、「ある」んだ。

みたいなことを考えたのを覚えています(笑)
考える三上は、馬上、枕上、厠上、とはよくいったものだなあ〜笑


読破して、すごく面白い!と思った人は、池田さんの他の著書を読んでみると面白いのではないでしょうか?

新・考えるヒント

新・考えるヒント

新・考えるヒント

14歳の哲学で学んだことが、更に深められて書いてありました。
しかし難しくて、読むペースが遅すぎて途中で半挫折しました・・・


しかし。池田さんは言います。

わからない言葉を分かろうとするそこに、われわれは、自信の精神が自信の内なる価値を見いだそうとするその動きを認めるのではないか。他人からこれが価値であると、あらかじめ示されるような価値など、人は自信の価値として認められるものではない。価値は、自ら考え、自ら見いだすことによってしか知られるものではないのだ。

最近は「分かりやすい」「早く読める」本が多くならび、またそれがよいこととされる風潮もなきにしもあらずです。

しかし、この本はそれを要求しません。
「絶対違うよ!」と挫折しつつ、何回でも考え、その言葉に近づいていこうとする経験。
本と対話し、格闘し、つかむ知。貴重な読書体験が出来る本だと思います。



2思考の整理学

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

鉄板ですけど!笑
思考ってとりとめのないものにも思えるけど、プロはこうやって整理してるんだって思いました。

例えば
考えを発酵させる(考えてもどうしようもなければ、しばらく放っておく)
考えをカクテルにする(a、b、c、d論を調合させ、新しい考え方をつくる)
セレンデピティ(Aを探しているときに、そのプロセスでBを発見すること)
といった頭の中の方法から、

スクラップを作る
カード、ノートを作る
積ん読(つんどく)法
など具体的な整理や読書法まで分かりやすく書いている本です。


evernoteなど最新テクノロジーを駆使して「思考の整理」をすることについては

アイデアを形にして伝える技術 (講談社現代新書)

アイデアを形にして伝える技術 (講談社現代新書)

こんな本がありました!


考えるって面白いなあ〜

考えると言えば。
最近この本、気になってんだよなあ・・・

フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで

フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで

数学って楽しいよね